お問い合わせが非常に多かった
[SUKA JACKET 2017]がついに発売。
Varde77が2015年より毎シーズン制作しているスカジャンの新作である。
ここで2015〜リリースされた歴代スカジャンをお復習いする。
2015AWにリリースされたSUKA JACKET。
初めて発売されたスカジャンは1色で展開。
リバーシブルになっていて裏は全く違うピンクがベースになった配色で制作された。
製作を開始したのは2014AWからで約1年の月日が費やされてプロダクトが進められて改良していった。
デザイナーが特にこだわったのは、生地の柔らかい素材感に太い刺繍糸で表現された絵。
まずこの刺繍に使われた絵もヴィンテージのスカジャンを参考にしてグラフィックで制作されている。配色をなるべく少なくしているために、落ち着いた雰囲気の印象の刺繍になっている。
本来やわらかい生地には太い糸は刺繍する際に生地がよってくるので、刺繍するのが非常に難しく、さらに縫製も難しくなる。
その問題をクリアーするために、デザイナーが取った手段は2回裁断。
刺繍前に裁断→刺繍を施す→ずれた部分を気をつけながら再裁断→縫製
こういった面倒な工程を経てREVIVAL 90% PRODUCTSのスカジャンが完成される。
生地、刺繍糸ともに最高の素材を使って表現されたスカジャンである。
次の2016SSにリリースされたものは、スカジャンはスカジャンでもアラスカジャンであった。
カラーはネイビーの1色展開。
この時は、生地に制限があったために77着限定でリリースされた。限定ということもあって瞬く間に完売。
背中にはシンプルにホワイトのアラスカの地図が施された。
フロントの刺繍はアラスカの州旗が施されて、ヴィンテージとは少し異なる仕様でVarde77らしいデザインとなっていた。
2016AWは2型が発売された。
1型はこのスカガウン。
Varde77は売れるものや売れているものだけではない、他でリリースされないようなものづくりがあえてプロダクトにいれられる。
それがまさしくこのスカガウンである。
同じシーズンにリリースされた次に紹介するスカジャンは2色展開で、こちらは1色展開。
同じシーズンに「表」となるスカジャン、「裏」となるスカガウンがリリース。
生産数もスカジャンに比べて、ごく少量に設定されていた。
デザイナーが好きなギターのGIBSONのハミングバードと呼ばれる品番に描かれている絵をスカガウンの刺繍に落とし込んだ。
まさにVarde77の攻めの姿勢が表現されたアイテムであった。
そして2016AWに発売されたもう1型のメインであるスカジャン。
こちらはスカガウンとは相反して、いろいろな人たちにブランドのアイコンとして伝わっていくようにと生産数も多めに設定されて発売された。
一番初めに制作されたスカジャンの色違いで2色のリリースとなった。2015年にリリースされたものは裏も配色であったが、2016年の裏は1色に統一されたデザインに変更になった。
このスカジャンは通年を通して、オールシーズン着用できる2016年のVarde77一押しのアイテムであった。
そして、今シーズン2017SSされた「SUKA JACKET 2017」
2016年のものからデザインや素材を変更。
刺繍のデザインのみ引き継がれている。
ヴィンテージでも球数の少ない衿つきベロアタイプ。
表側にベロアを使って、裏は柔らかいサテン生地。
全く表情の異なる素材を組み合わせている。
衿つきタイプのため、リブがなくなって生地の中にゴムが内蔵されたジャケットタイプのデザインになっている。
表も裏も着心地を考えて、非常に柔らかい着心地のいい素材を採用している。
スカジャンはベロアの生地がへたってきたり、サテンの生地が薄くなってボロくなってもヴィンテージのデニムのようにリペアを施して修理を重ねて、長年きてほしい。
ボロくなっても雰囲気が増すアイテムである。
春夏シーズンのアウターは販売期間が短いために、販売数が少なめに設定されています。
今しか手に入らない、
このアイテムをこの機会にチェックしてください!
REVIVAL 90% PRODUCTS Varde77
SUKA JACKET 2017
NO.9017SS-CM-JC01
COLOR : BLACK
SIZE : 1,2,3
MATERIAL
基布POLYESTER100%植毛部分RAYON100%
INNER-CUPRA68 ESTER32
PRICE : ¥62,800-(+TAX)
MADE IN JAPAN